グラシア通りに並ぶガウディの2邸宅

カサ・バトリョとカサ・ミラのチケット:2邸をめぐる

わずか500メートルの距離に建つカサ・バトリョ(Casa Batlló)とカサ・ミラ(La Pedrera)は、グラシア通りにおけるガウディの二つの顔です。色彩の幻想と、彫刻のような岩塊。ここでは2邸の違い、同じ日に両方を見るコツ、そして2つのチケットを一度の購入でまとめて予約する方法をご紹介します。

🎟️ 1枚のパッケージで2邸 🚶 徒歩7分の距離 📱 モバイルチケット
当サイトは独立した情報サイトであり、カサ・ミラ(La Pedrera)の公式サイトではありません。料金と開館時間は公式サイトlapedrera.com、および掲載しているチケット販売事業者の情報に基づいています。
グラシア通りに面したカサ・ミラ(ラ・ペドレラ)の波打つファサード。カサ・バトリョから500メートル

カサ・ミラのチケットとパッケージ

30秒でわかる要点

バトリョ+ミラ セット券の基本データ

項目答え
含まれるものカサ・バトリョのBlueチケット+カサ・ミラ入場(購入は1回)
料金日付により変動。ご希望日の金額はウィジェットで確認(カサ・ミラ単独は€29から)
距離グラシア通り沿いに500m。バトリョは43番地、ミラは92番地
1日で両方?可能。各1.5〜2時間、午前に1邸・午後に1邸
予約両邸とも日時指定制。数日前までの予約がおすすめ
アクセス地下鉄パセジ・ダ・グラシア駅(バトリョ)/ディアゴナル駅L3・L5(ミラ)

カサ・ミラの情報は公式サイトlapedrera.comによる(2026年7月時点)。セット料金は日付と空き状況で変動しますので、予約前にウィジェットでご確認ください。

ひとつの大通り、二つの傑作

同じ通りで競い合った2つの邸宅

20世紀初頭、グラシア通りはバルセロナのブルジョワジーが建築家を通じて腕を競うランウェイでした。「不和の街区」(manzana de la discordia)と呼ばれる一区画には、ガウディのカサ・バトリョ(1904〜1906年)に加え、ルイス・ドメネク・イ・ムンタネーのカサ・リェオ・モレラ、プッチ・イ・カダファルクのカサ・アマトリェールが軒を連ねます。カタルーニャ・モデルニスモの三大巨匠が、壁ひとつ隔てて並んでいるのです。

カサ・ミラが生まれたのはその直後、500メートル先のことでした。ペレ・ミラとルゼー・セジモンの夫妻は、ガウディがバトリョ家のために成し遂げた仕事を見て、さらに大きなものを依頼したのです。1906年から1912年にかけて完成した建物は、直線がほとんど見当たらない石のファサードという急進的な姿から、市民にラ・ペドレラ(石切場)というあだ名で呼ばれました。ガウディがサグラダ・ファミリアに専念する前に手がけた最後の民間建築であり、2邸とも現在はユネスコ世界遺産に登録されています。

この2邸を同じ日に見学することは、バルセロナで受けられる最良の建築の授業です。カサ・バトリョでは装飾家としてのガウディが解き放たれ、カサ・ミラでは構造家としてのガウディが円熟の域に達しています。そのあいだをつなぐのは、アシャンプラ地区でもっとも優雅な大通りを歩く7分間です。

カサ・ミラの波打つ石造ファサードに取り付けられた錬鉄のバルコニー
徹底比較

カサ・バトリョとカサ・ミラ、何が違う?

どちらが「上」ということはなく、2邸は互いを補い合います。それぞれで何が見られるのかを表にまとめました。

カサ・バトリョカサ・ミラ(La Pedrera)
建築年1904〜1906年(既存建物の改築)1906〜1912年(新築。ガウディ最後の民間建築)
住所グラシア通り43番地・「不和の街区」グラシア通り92番地・プルベンサ通りの角
持ち味色彩、海のファンタジー、トレンカディス、舞台美術石、構造、錬鉄、抑制のきいた壮大さ
見逃せないもの鱗のようなファサードと「海中」を思わせる内部戦士のような煙突が並ぶ屋上とエスパイ・ガウディの屋根裏
所要時間1.5〜2時間1.5〜2時間
単独料金公式サイトの当日料金による€29から(Essential)、0〜11歳無料
向いている人バルセロナ初訪問の方、視覚的な驚きを求める方建築好き、写真好き、屋上好きの方
セット券のメリット

パッケージで買うと何が良いのか

🛒

購入は一度だけ

Tiqetsのパッケージは、カサ・バトリョのBlueチケットとカサ・ミラのチケットをひとつの予約にまとめます。支払いも確認メールも1回で、2枚のチケットがスマートフォンに入ります。

💶

パッケージ価格

セットは、2枚を別々に買うより有利になることがほとんどです。金額は日付と空き状況で変わるので、ご希望日の料金をウィジェットで確認し、ご自身で比べてみてください。

🗓️

1日の予定が確定

2邸の日付と時間枠を同時に押さえられるので、その日の予定がその場で決まります。片方を買ったあとにもう片方が売り切れていた、という事態も避けられます。

窓口に並ばない

2邸とも時間指定制なので、スマートフォンを見せてそのまま入場でき、チケット売り場の行列とは無縁です。ラ・ペドレラでの流れは優先入場チケットのページで解説しています。

ガウディの処女作も加えたい方へ。ガウディの3邸宅のパッケージなら、バトリョとミラにグラシア地区のカサ・ビセンスが加わります。

うまくいく1日プラン

1日で2邸を回る組み立て方

1. 9:00にラ・ペドレラ

最初の時間枠でカサ・ミラからスタート。9:00の開館直後は、団体客やクルーズ客が押し寄せる前の時間帯です。中庭、当時の暮らしを再現した住居、エスパイ・ガウディ、そして朝の低い光に照らされた屋上へ。地下鉄ディアゴナル駅(L3・L5)下車。

2. 散歩と休憩

グラシア通りを500メートル下り、ファサードを見上げながら歩きます。43番地に着けばそこが「不和の街区」。2つ目の時間枠までには、アシャンプラ地区でコーヒーやベルモットを楽しむ余裕も十分にあります。

3. 昼食後にカサ・バトリョ

午後の早い時間枠でバトリョへ。内部は徹底した舞台美術の世界で、外の明るさに左右されません。ここでも1.5〜2時間を見込んでください。

4. 写真好きのための変化球

順番を逆にする手もあります。午前にバトリョ、夕方にSunsetチケットでラ・ペドレラを訪れ、ゴールデンアワーの屋上で締めくくる。光の条件としては、これ以上ない組み合わせです。

予約のコツ:1邸目の開始時刻と2邸目の開始時刻のあいだは、最低3時間空けてください。見学ルート全体と移動、そして屋上でつい長居してしまう時間(よくあることです)まで含めた余裕がとれます。

実用情報

2邸めぐりの日に知っておきたいこと

アクセス。カサ・ミラへは地下鉄ディアゴナル駅(L3・L5)またはFGCプルベンサ駅。見学者用の入口はプルベンサ通りとグラシア通りの角にあります。カサ・バトリョへは地下鉄パセジ・ダ・グラシア駅。2邸間は交通機関を使う必要がありません。同じ大通りを7分ほど歩けば到着します。

開館時間。公式サイトによると、ラ・ペドレラの昼間の見学は9:00〜17:30(冬季は閉館が早まります)、Sunsetの時間枠は17:30〜20:30です。カサ・バトリョは自社サイトで時間を公開しており、夜間も開いていることが多くあります。各邸宅とも予約時刻の10〜15分前に到着しましょう。ラ・ペドレラの時間の詳細は開館時間のページへ。

割引料金。カサ・ミラでは0〜11歳が無料、学生と65歳以上には割引料金があります(学生チケットのページをご覧ください)。カサ・バトリョは年齢やカードごとに独自の条件を設けており、ラ・ペドレラとは内容が異なります。予約手続きの途中で必ず確認してください。

キャンセル。条件はパッケージの料金タイプによって異なります。Tiqetsのチケットには、24時間前まで無料キャンセル可能なものが多くあります。支払い前に正確な条件を確認しましょう。特に、バルセロナ滞在の予定が天候に左右される場合は重要です。ラ・ペドレラの屋上は、雨天や強風時に閉鎖されることがあります。

どちらか一方しか行けないなら?簡潔な答えはこうです。バルセロナが初めてで、すぐに「すごい」と思える体験がほしいならカサ・バトリョ。建築を内側から味わいたい、市内最高の屋上を見たいならラ・ペドレラ。詳しい答えは、このガイド全体がお伝えしています。

よくある質問

カサ・バトリョ+カサ・ミラ セット券 Q&A

カサ・バトリョとカサ・ミラは同じ日に見学できますか?

はい、多くの方がそうしています。2邸はグラシア通り沿いに約500メートル、徒歩7分ほどの距離です。見学時間は各1時間30分〜2時間なので、午前に1邸、午後にもう1邸という組み立てなら急がずに回れます。

2邸の共通チケットはありますか?

あります。Tiqetsでは、カサ・バトリョのBlueチケットとカサ・ミラの入場をひとつにまとめたパッケージを販売しています。購入は1回、日時は邸宅ごとに指定します。ご希望日の料金は、このページの予約ウィジェットで確認できます。

カサ・バトリョとカサ・ミラ、どちらがおすすめですか?

2邸は互いを補い合う関係です。バトリョ(1904〜1906年)は色彩と幻想、舞台装置のような内部空間。ミラ(1906〜1912年)は石と構造、そしてバルセロナで最も印象的な屋上です。建築そのものに興味があるならミラ、視覚的な驚きを求めるならバトリョ。いちばん良い答えは「両方見る」ことです。

どちらを先に訪れるべきですか?

開館直後で人が少ない9:00にラ・ペドレラ、そのあとカサ・バトリョという順番がおすすめです。写真好きの方には別案も。午前にバトリョ、夕暮れにSunsetチケットでラ・ペドレラを訪れ、ゴールデンアワーの屋上で締めくくる流れです。

セット券の料金はいくらですか?

パッケージ料金は日付と各邸宅の空き状況によって変わります。予約ウィジェットでご確認ください。目安として、カサ・ミラ単独のチケットは公式サイトlapedrera.comによると€29からです。

2邸はどのくらい離れていますか?

グラシア通り沿いに約500メートルです。カサ・バトリョは「不和の街区」にあたる43番地、カサ・ミラはプルベンサ通りとの角の92番地。モデルニスモの並木道を徒歩7分ほどで移動できます。

子どもは両方の邸宅で無料になりますか?

カサ・ミラでは公式サイトによると0〜11歳が無料です。カサ・バトリョは独自の年齢条件を設けているため、予約手続きの途中で各邸宅の子ども料金を必ず確認してください。

ガウディの2邸宅を、ひとつの予約で

カサ・バトリョとカサ・ミラの日付と時間枠を一度の購入でまとめて指定。2枚のチケットはスマートフォンに入ります。

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